そういや西洋画では雨を線で描かないんだってね。
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じゃあどうやって表現してたんだろうって思って、 pic.twitter.com/l23sYjmbRG
風景画の代表的な画家って事でコローを見ると
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風は猛烈に吹いてますね。湿気を含んだ空気も感じられる。
けど、降り出す前かな。 pic.twitter.com/K38hhLHTps
ターナーを見ると
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もう湿気というか蒸気。霧。
もやもやしてる。
銅版画を見ると波が荒れ狂って嵐だな。 pic.twitter.com/kNf8MeEUd1
ウィリアム・ブレイクは風をこう表現しているから、雨も同様に描いていてもおかしくなさそうなもんだけど pic.twitter.com/eO6kIwLOFm
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トマス・ペナントの大洪水、1781
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これは雨の表現? pic.twitter.com/jesuVXS5oW
こちらの大洪水は雨が線ですね。
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Antonio Tempesta、1606 pic.twitter.com/Hb89vR7RcD
浮世絵では雨が線で描かれるのが普通だけど、そこに頼らない表現を試みたのが、 pic.twitter.com/e4L9rE4a3Z
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歌川国芳『雨の御茶ノ水』
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歌川国貞『霧中ノ山水』
国貞の方は雨でなくて霧だけど。
空気遠近法で重い湿気を孕んだ空気を表現。 pic.twitter.com/bcPQzwO5tm
大気中の水分をどう表現しようとしたかの工夫に目を留めるのも面白いよね。
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線の雨が浮世絵由来なのかまだ確証は持てないけど、普通に線で描かれるようになった。 pic.twitter.com/RATTNi0Wq2
Sin Cityでは雨はハイライトで描かれ、雨の角度が反転する事でスムーズに視点の切り替えが行われる。
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こういうとこ、上手いよなぁ。 pic.twitter.com/OkpQ29Rohj
浮世絵の表現を通過した後の雨の絵(ゴッホ) pic.twitter.com/xc9P0BmFoR
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印象主義前のカイユボット1877 pic.twitter.com/wKodYQwzJa
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