希死念慮と戦っている最中は、哲学や宗教に関する本を手当たり次第に読んだのだが、その中に「死にたいと思う時は変わりたい時なのだ」という言葉があったのが印象に残っている。
— 朱野帰子 (@kaerukoakeno) 2020年10月18日
河合隼雄さんの言葉だったと思うけど、人が根本的に変化するには一度精神的に死ぬ必要があるが、うまくいかないと肉体も死んでしまうことがある…みたいな話だったと記憶している。
— 朱野帰子 (@kaerukoakeno) 2020年10月18日
ちょうどそんな時、4歳の娘が保育園の帰りに「私は死んで生まれ変わりたい、私が悪い子だからママは笑わないのだ」と泣きはじめて、初めて自分の精神状態がまずいことに気付き、心療内科に行く決定打になったのだが、先生に「娘さんに救われたね」と言われたことも覚えている。
— 朱野帰子 (@kaerukoakeno) 2020年10月18日
心療内科に行こうと思う、と言った瞬間、それまで黙って話を聞いてくれていた鬱サバイバーの友人が「いい先生がいて、かなり変わってるけど、あなたは合うと思う」病院を紹介してくれた。ずっとタイミングを伺ってたんだと思う。
— 朱野帰子 (@kaerukoakeno) 2020年10月18日
本人がこれやばいやつなのかなと気づかないとダメなんですよね。なので最近の私はメンタルつぶやき多めです。誰かの脳に私の経験談がひっかかりますように。
— 朱野帰子 (@kaerukoakeno) 2020年10月18日
ちなみに私が変えなければならなかったのは父に植え付けられたネオリベ思想だった。市場価値のある人間になれと育てられ、出版不況の中、第二子出産前日深夜まで働き、その結果、弱った私をネオリベ思想がメッタ刺しにきた。
— 朱野帰子 (@kaerukoakeno) 2020年10月18日